発達支援研究会(仮) in 沖縄

沖縄の発達支援に関心のある方々のための情報発信スペース。 HPも立ち上がりました。https://sites.google.com/site/hattatsuken/

アセスメントについての講演会
2008年07月12日 (土) | Edit |
 今日は発達障害者支援センター主催の講演会に行ってきました。琉球大学法文学部で行われた講演は100名前後の参加者だったでしょうか。

 「アセスメントについて」というタイトルで、横浜市東部地域療育センター診療部心理士の安倍陽子先生がお話しされました。

 講演資料は無断転載不可と書いてあったので、内容については細かく触れませんが、評価(アセスメント)とは、子どもを詳しく知り、何をどのように教えていけばよいのか、子どもの能力や行動特徴を知ることなのだそうです。

 評価の仕方や学習スタイルについては、TEEACHの王道なのでしょうね。今回はフォーマルな評価よりはインフォーマル評価の方が、皆さん関心を持たれたのではないでしょうか。

 講演の内容は、朝日新聞社厚生事業団から今年の1月に発売された、『わかる・できる!親と教師のための自閉症の子どもの自立課題』全3巻から構成されていました。

 このDVDは、自閉症の子どもたちが意味ややり方を自分で理解し、人の指示や手伝いを受けないで1人でできる「自立課題」のことを解説をしています。

 (1)「自立課題の選び方」(2)「自立課題の作り方」(3)「自立課題のできあがり」の3巻で、豊富な事例が収録されているとのことでした。

 今回の講演も、「・・・では、この沖縄ではどこでどうやってこの評価をするの?」という思いをしながら聞いていました。

 講演の終わりに、発達障害者支援センターのスタッフに「早い内に関係機関で発達障害者支援会議を開催した方がよいのでは?」と話しました。支援の方向性やベクトルをすりあわせるために・・・、今後の計画をたて見通しをもつために・・・。スタッフの方は「そうですね」と言ってくれましたが・・・。期待して連絡を待ちたいと思います。

教室を飛び出す子ども
2008年07月12日 (土) | Edit |
 先日、小学校に事例検討を行うため出かけました。最近、増えている「教室を飛び出す子ども」です。

 困っているだろうにと思いながら事例を聴いていましたが、先生方は比較的上手に対応をされているようでした。

 最近は毎学年、このような子ども達がいるとのことで、その対応もある程度理解されるようになってきたのかもしれません。

 出て行く子ども達は、単なるわがままではなくて、やはりその子にとっては「出て行く理由」があるのでしょうね。

 でも、子ども達は自分の行動をいつも説明してくれるとは限りません。

 外から見て理由がわかるときと、わからないときがあるでしょうね。

 子どもが教室を出てしまった時に、担任はその子どもを追いかけることになります。しかし、1回や2回でなければ、担任1人だけで対処するのは無理が出てきます。
 
 その理由を推定して、その子にとってもう少し居心地のよい教室づくりや、個別設定を行うことはとても大切です。

 しかし、今日は飛び出しの対応についての原則について書いてみましょう。


(1)担任はできるだけ教室に残り、出て行く子どもを深追いしない
(2)授業者が職員室に内線を入れるか、フリーの先生を呼ぶ
(3)前もって出て行くタイミング、場所などを予測しておく
(4)子どもが発見されれば、職員室に連絡をとり捜索を中止する
(5)子どもがどうしても見つからない場合は、他の学年担任なども動員する
(7)子どもが落ち着くまで様子を見て、タイミングを見て声かけをして教室   に戻す


 担任が深追いせず、周囲の先生にお願いできることがミソです。全校対応なのですね。

 子ども達の出て行く理由は、不快な刺激、退屈、思い通りにならない展開、やらされている気分が強い、嫌いな教科などがあげられます

 事例の子どもに対しては全校のバックアップがあるようでした
 
 
 


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