2008年07月01日 (火) | Edit |
福岡県糸島地区という人口約10万人の小規模な市町村で行われている新たな地域発達支援システムが全国的な注目を集めています。
「糸島プロジェクト」と呼ばれるこの早期発達支援システムは、出生から就学時にわたる大規模なコホート(前向き)調査によって、発達の道筋を示し早期に発達障害の兆候を読み取り、支援に結びつける実践を行うためのものです。
いわゆる保健師を初めとした多職種の専門家たちが参加した、この生活モデル型の発達支援はとてもユニークなものです。
このプロジェクトを統括してきた大神英裕先生は発達心理学・障害心理学の専門家であり、特に共同注意の研究で知られています。
それで、その調査研究の報告というべき、今年2月にミネルヴァ書房から「発達障害の早期支援」という著作が出ています。
さっと目を通しましたが、早期スクリーニングにおける共同注意の発達段階や多段階療育システムなど、現在広く地域で行われている発達支援の現実的な統合版ともいえる内容になっています。
移行ステップの問題など、困難で曖昧ではあるけれど現実に起こっている問題を直視し、具体的な方策を提示していることも興味深いです。
療育内容にはさほど触れられていないのですが、保健ベースでの発達段階の評価や初期支援に関しては充分触れられていると思います。
関心のある方はどうぞ!

「糸島プロジェクト」と呼ばれるこの早期発達支援システムは、出生から就学時にわたる大規模なコホート(前向き)調査によって、発達の道筋を示し早期に発達障害の兆候を読み取り、支援に結びつける実践を行うためのものです。
いわゆる保健師を初めとした多職種の専門家たちが参加した、この生活モデル型の発達支援はとてもユニークなものです。
このプロジェクトを統括してきた大神英裕先生は発達心理学・障害心理学の専門家であり、特に共同注意の研究で知られています。
それで、その調査研究の報告というべき、今年2月にミネルヴァ書房から「発達障害の早期支援」という著作が出ています。
さっと目を通しましたが、早期スクリーニングにおける共同注意の発達段階や多段階療育システムなど、現在広く地域で行われている発達支援の現実的な統合版ともいえる内容になっています。
移行ステップの問題など、困難で曖昧ではあるけれど現実に起こっている問題を直視し、具体的な方策を提示していることも興味深いです。
療育内容にはさほど触れられていないのですが、保健ベースでの発達段階の評価や初期支援に関しては充分触れられていると思います。
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