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 平安病院から研修のお招きがあり、「子どものこころの医療とは」と題しての講演を行いました。

 約80名の参加者があり、研修自体に熱気を感じました。感謝です。

 沖縄県に来て2年過ぎますが、精神科領域から招かれての講演は実は初めてになります。

 長尺の講演でしたが、集中して聞いてくださっていました。

 講演の内容は、最初に子どものこころの診療と通常の精神科領域との違いに触れ、特に発達を意識した診療に特徴があることを述べました。

 また、成人の精神疾患でも、こどもではその表現が異なり(うつ病など)、診断・把握が遅れやすいことも話しました。

 子どものこころの医療は、治療よりも予防の意味合いが強く、症状治癒よりも発達支援に力点が置かれ、その意味でライフステージにまたがる医療だという点にも触れました。

 私が地域に出かけて支援をする理由も、このことに基づいています。

 後半は沖縄県の子どものこころの医療の現状について解説しました。

 科学的な発達支援を導入して、早期発達支援システムを地域に築いていく必要性があるのですが、これが相当遅れていることを指摘しました。

 特に、発達障害児の二次障害・三次障害対策は危機的状況と言えます。

 講演後は医局でお話もさせていただきました。

 現在の仕事が発達支援中心で幼児期・学童期が主体ですが、今後は思春期ケースにおける連携を取る必要があります。

 平安病院を初めとして精神科医療機関の皆様方、今後ともよろしくお願いいたします。 
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