エントリー上部画像
 発達支援とは異なるのですが、お知らせを受けたので記事にします。

 皆さんはグリーフケア、あるいはグリーフワークという言葉を知っていますか?家族や親しい人との死別(あるいは様々な形での別れ)による悲しみを癒やす作業のことを言います。

 そのグリーフケアを啓発する市民団体「グリーフワークおきなわ」(関谷綾子代表)が先日設立されました。

 「グリーフワークおきなわ」は県内の既存の団体とも連携し、グリーフケア全般の学習を中心に当事者支援の輪を広げ、将来的には自助グループ育成も目指すそうです。

このたび、「ホスピスを考える会」との共催による設立記念講演会が行われるそうです。

 第一部 「ホスピスを考える会」 定期総会

 第二部 例会(有料 : 会員800円、 一般1,000円)

 演 題 「死別の悲しみによりそう
       − 悲しみのうちなる豊かさを信じて 」

 講 師 平山正実氏(グリーフケサポートプラザ理事長)

 日 時 4月27日(日)第一部 総会  午後1時30分より
      第二部 講演会 午後2時30分より

 場 所 第一部 沖縄県総合福祉センター 視聴覚室
      第二部 沖縄県総合福祉センター ゆいほーる
          (那覇市首里石嶺4-373-1)


 平山氏は精神科医であり、この分野における日本のさきがけです。貴重なお話しが聞けると思います。

 私もグリーフには関心が強く、以前に翻訳に関わったことがあります。グリーフの話題もいずれ・・・
  1. 講演のお知らせ
  2. トラックバック:0
  3. コメント:0
エントリー下部画像
エントリー上部画像
 3月28日に厚生労働省内に発達障害情報センターが発足しました。「発達障害情報サービス」http://www.mhlw.go.jp/ddis/index.htmlというHPも公開されています。

 まだ工事中の部分もあって整備はこれからですが、厚労省からの発達障害に関する情報はこれでかなり知りやすくなったのではないかと思います。

 関心のある方々には、ぜひ国の施策(厚生労働省)というページを見てください。

 「発達障害児・者の地域支援体制の確立」が唱われています。発達障害者支援センターおよび地域発達支援、そして、子どもの心の診療拠点病院の整備が大切になってくると思います。

 これは数年前から言われていたことですが、HPで公開されたことをうれしく思っています。

 子どもの心の診療拠点病院の整備・・・皆さんの頭の中に入れておいてくださいね!
  1. 会員向け
  2. トラックバック:0
  3. コメント:0
エントリー下部画像
エントリー上部画像
 4月17日 午後7時から 読谷村文化センターにおいて、読谷村発達支援に関する講演会を行ってきました。


 演題は「子ども達の育ちをどう支援していくか」でした。平日の遅い時間ながら、360名ほどの参加者があったようです。感謝です。

 講演は、子どものこころの発達について、発達障害について、発達障害の各論について、沖縄県の現状について、発達支援の考え方について、の5章立てで行いました。

 こころの発達では、こころの発達段階や課題を意識することを最初にお話ししました。そして、基本的信頼感や自律性、自発性や勤勉性など、幼児期から学童期前期の人格形成の部分は、親密な関係性において育まれることをお話ししました。

 発達障害の子ども達は、基本的信頼感や自律性の育ちはゆっくりなため、過度に他律的に育ったり、あるいは、前者が未成立のまま自発的に活動を重ねるようになることを防ぐ必要がありますね。

 発達障害に関しては、疾病や従来の障害とは異なることをお話ししました。治療や訓練は主体とならず、その子の発達のペースに応じて、それに適切な環境や関わり、働きかけが用意される発達保障が必要です。

 障害自体は成長と共に自然に軽快する部分が多いのですが(特に3歳以降に急成長する子が多数です)、周囲から障害を理解されないことによって生じる二次障害・三次障害(適応障害、行動障害、精神疾患など)は学童期以降増えていきます。

 幼児期からの早期発達支援が必要なのは、このためです。ですから、発達支援はすなわち予防的活動でもあることを知ってください。問題が深刻化してからは遅すぎるのです。

 発達支援に関しては、診断や療育手帳のあるなしにかかわらず、発達支援を広く行うべきというお話しをしました。特に軽度と呼ばれる障害は、障害の理解や受容が難しいため、支援の敷居はできるだけ低いものとして、「誰でも気軽に支援を地域で求められる」ような地域発達支援システムを構築する必要があります。


 全国には当然のようにどの地域でも揃いつつある、この地域発達支援システムが県内には一市町村もなかったのですね。
    
 読谷村には、以前「ふくぎ園」という障害児親子通園がありました。しかし、今は閉園しています。さまざまな事情があったのでしょうが・・・

 私たちは次のことを知らなければなりません。障害をもった子ども達は確実にいても、その親は支援を求めにくいのです。親支援が十分でないと、また発達支援が誰にでもわかりやすく、喜びが得られるものでないと、親を繋ぎ止めることはできないのです。

 「隠されたニーズ」に応える、これはまさに行政でないと公的機関でないと、応えられないニーズだと思います。そして、一機関で受けるものではなく、障害をもった子どもと親は地域の複数の暖かい眼によって見守られるべきだと・・・


 ・・・多くの方々が熱心に聞いてくださいました。それぞれ自分たちの問題として持ち帰っていただければ幸いだと思っています。

 読谷村の健康増進課は、健診事後教室の立ち上げ準備を行っています。福祉課も幼児期の子どもたちへの発達支援に力を入れていくようです。これからも良いかたちで協力していきたいと思っています。




  1. 講演のお知らせ
  2. トラックバック:0
  3. コメント:0
エントリー下部画像
 |