2008年07月07日 (月) | Edit |
「子育ての外注化」。ちょっとショッキングな言葉ですが、育児を金銭で解決する時代になっているのではないかという、著者の警鐘はよくわかります。
紹介したい本は、「子育ての危機〜外注化の波を防げるか〜」前原寛著 創成社です。
第1章は「便利さを求める社会」で、家庭の食事が外注化していったように、子育ても外注化という波にさらされていると主張しています。
第2章「家庭から失われたもの」では、共同体における家庭という概念が崩壊して、楽しむことが家庭の主機能になっていき、生活的機能を失いつつあるとの指摘です。
第3章「エンゼルプランの功罪」では、エンゼルプランという少子化対策によって「子育ては支援されるもの」となったのはよいのですが、ワーキングマザーの支援、次いで専業主婦の支援に進んだ結果、主に保育所に対して子育て支援の要求が集中していったことを挙げています。
第4章の「子育ての担い手は誰か」では、子どもを社会全体で支えるという意識が持ちにくくなり、子育ての外注化によって養育責任を保護者が逆に園側に追わせる、あるいは、金銭で適切な養育結果を買う時代に入っていると指摘します。
第5章の「子育て支援の在り方を問い直す」では、保育と子育てが分離する危機を迎えているとして、子育て支援と保育の統合(それが託児との違いでしょうね)を目指すべきだとしています。
新書版でページ数が限られた中で、非常にわかりやすく現在の保育の問題点を書いている本だと思いました。

紹介したい本は、「子育ての危機〜外注化の波を防げるか〜」前原寛著 創成社です。
第1章は「便利さを求める社会」で、家庭の食事が外注化していったように、子育ても外注化という波にさらされていると主張しています。
第2章「家庭から失われたもの」では、共同体における家庭という概念が崩壊して、楽しむことが家庭の主機能になっていき、生活的機能を失いつつあるとの指摘です。
第3章「エンゼルプランの功罪」では、エンゼルプランという少子化対策によって「子育ては支援されるもの」となったのはよいのですが、ワーキングマザーの支援、次いで専業主婦の支援に進んだ結果、主に保育所に対して子育て支援の要求が集中していったことを挙げています。
第4章の「子育ての担い手は誰か」では、子どもを社会全体で支えるという意識が持ちにくくなり、子育ての外注化によって養育責任を保護者が逆に園側に追わせる、あるいは、金銭で適切な養育結果を買う時代に入っていると指摘します。
第5章の「子育て支援の在り方を問い直す」では、保育と子育てが分離する危機を迎えているとして、子育て支援と保育の統合(それが託児との違いでしょうね)を目指すべきだとしています。
新書版でページ数が限られた中で、非常にわかりやすく現在の保育の問題点を書いている本だと思いました。

最近のエントリー




